天候: 晴れ一時曇り
ルート: 朽木栃生 → イクワタ峠 → 釣瓶岳→ ナガオ尾根 → イブルキのコバ → 八雲ヶ原 → 北比良峠 → ダケ道 → 比良駅
利用交通機関: 京都バス10系統、JR湖西線
出町柳駅前 (7:45) → 朽木栃生 (8:49)
比良 (14:37) → 京都 (15:20)

ブナの霧氷
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朝は真冬並みに冷え込む予報で、比良で霧氷が見られるかもしれない。コヤマノ岳かナガオか、と考えて今回はナガオを狙ってみることにした。寝付けなかったのと朝の寒さで挫けそうになったが、どうにか布団を這い出て準備する。



栃生で4人ほど降車した。バスが換気のため窓を開けていたので身体が冷え切ってしまい、結構なハイペースで歩いてもなかなか温まらない。

イクワタ峠への登り
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天気は快晴、明るい冬枯れの尾根をイクワタ峠へ。白く雪化粧した武奈ヶ岳の頭が見えた。稜線に出ると琵琶湖側は雲海、澄み渡った空気の先に見える湖北の山々は冠雪していて壮観だ。今日来て良かったと思う。歩いている稜線もうっすら雪に覆われるようになった。

武奈ヶ岳
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琵琶湖の雲海
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雪化粧した稜線
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イクワタ峠から
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金糞岳、奥美濃の山々
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釣瓶岳の山頂直下で期待していた霧氷も見ることができた。すでに気温も上がって日差しが暖かく、可愛らしい霧氷は解けかかっていた。もう1、2時間早ければもっと見応えがあったかもしれない。公共交通機関利用の弱点だ。

釣瓶岳へ
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霧氷鑑賞
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ナガオが期待できなければ細川越から武奈〜コヤマノ岳にするつもりだったが、予定通りナガオに入ってみる。これが失敗で、残念ながら南斜面のナガオは下り始めるとすぐに霧氷は消えてしまった。

ナガオを下る
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霧氷狙いは不発
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ナガオの途中で早めの昼食にし、尾根の先の方まで歩かずに暮雪山荘の裏手に降りてみた。ただ、スゲ原の傷んだ木道の歩きにくさを考えるとこれもいい判断ではなかったと思う。イブルキのコバに到着、コヤマノ岳の様子も見てみたいところだが、今週末は少し仕事が残っているのでそのまま八雲ヶ原へ向かった。

緩やかな西斜面を下る
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スゲ原へ下りる
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冬枯れの広谷
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日が昇るにつれて消えていくと思っていた雲海が逆に湧き上がってきて、八雲に着く頃にはガスに覆われてしまった。肌寒いので休憩も程々にダケ道で下山する。

薄氷の張ったヤクモ池
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北比良峠
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ダケ道、名残の紅葉
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14時過ぎに比良駅着、短時間だが見どころのある山歩きを楽しめた。

下山後に再び晴れる
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